新潟の街でランニング (あと、アルビのことも)

へっぽこながらもランニング続いています。2年目にしてフル出場も果たしました。
あと、週末はアルビです。飛んで跳ねて声枯らしています。

(不定期連載 "O脚と変形性膝関節症" その4) ロコモ? とタイムライト。あとファミコンといえばファミコンです

第1回
第2回
第3回
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整形外科の先生からもうひとつ言われたことがあります。
「若いうちから腹筋を鍛えておきましょう」


若い・・・・? (そこは引っかかるところじゃない。断じてない)



腹筋が大切な体幹の筋肉であるということもそうなのですが、将来寝たきりにならないようにするためにと。長期的な展望です。



人間、起きるときには腹筋を使います。腹筋がなければ起き上がることができません。
一方で、一度起き上がってしまうと特殊な例を除いて腹筋はほとんど使いません。意識しないと鍛えられない筋肉なんです。言われてみればたしかにそうだ。


日常の中では鍛えられない筋肉であるため、年をとると真っ先に弱っていきやすい。そして朝起き上がることができなくなる。
これが寝たきりに移行するステップのひとつなのだそうです。


運動器の障害で日常生活に支障が出る。介護が必要になってしまう。ロコモティブ症候群と呼ぶそうです。


「腹筋、今のうちに鍛えておいた方がいいですよ。体幹トレーニングにもなるし損はありませんよ」と言われました。


先のヒールレスシューズ(踵なし靴)も紹介してもらいました。


靴屋さんからもお医者さんからも勧められたことになるわけで、流されやすい私としては相当悩みましたが結局まだ購入していません。



いまのところ、昔ながらのいわゆる「腹筋運動」のみやってます。寝る前に片足ヒップリフトや空中自転車こぎとあわせてやってます。



・・・しかし、どんなに強がってみても若いふりしてみても、いつのまにやら老後のことを考えなきゃいけない年頃になってしまったわけですね。


うーん、時の経つのははやい。光陰矢のごとし。

(藤子・F・不二雄大先生「ドラえもん」34巻・小学館)




そりゃあL球も名前がかわるわな。


C球、L球、カセットビジョン、ダンバイン、くるくるてれび、なめねこ、ヒゲダンス、オタスケマン・・・ (もはや世代隠しません)


そういえば、先日後輩から「自分が子供の頃はファミコンといえばスーパーファミコンでした」って言われちゃいました。


いやいや、ファミコンといえばファミコンでしょう。スーパーファミコンはスーファミ。ぜんぜん違う。

スーパーマリオ(無印)もドルアーガも知らない世代が普通に社会人やってるなんて。時の流れはなんて世知辛い・・・。



だんだん論点が変わってきちゃいました。
閑話休題。



まとめ;
今のうちから体幹トレーニングをすることでロコモ対策にもなります (これって結構重要なことだと思う)


これからもスキマ時間使って体動かすことにします。若いもんには負けてられん!





・・・・若い ?・・・・・(ひっかかるべきだったようです)

(不定期連載 "O脚と変形性膝関節症" その3)そうだ、ブリオッシュを食べよう

その1
その2
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その昔、食べるものに困った百姓に対して、とある女王が言いました。
「パンがないならブリオッシュを食べればいいじゃない」



このことばマリー・アントワネット (当時9歳)が発したものということになっています。

ところが、初出とされるルソーの自伝「告白」では、あくまでも「ある女王」という表現にとどまっているのだそうです。実際にマリー・アントワネットがそのようなことを言ったという記録はなく、ルソーの創作である可能性もあるそうです (二次史料)



一方で。


とある整形外科医は言いました。
「ジムに行く気力がない出不精なら日常で運動を取り入れればいいじゃない」



言った。確かに言われた(一次史料)(ただし出不精とまでは言われてない)。


この整形外科医とは私の後輩様のことです 。わたしが全幅の信頼をおいているお医者様です。


今日はそんなおはなしです。


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月曜の夜、公園周りを走っていて思いました。


「膝と膝が時々当たる・・・!?」


ぶつかるとか擦れていたいとかそんなレベルではないんですが。
周りではよく聞くけど私は経験したことのない感覚でした。


これってもしかして、膝良くなってる? O脚が矯正されている??


ふと思えば、きをつけをすると膝と膝が触れるくらいにはなっている気がします。少なくとも以前よりは隙間が狭い。今度脚のレントゲン撮ってみてもらえないかな。



先の女王、もとい整形外科をやっている後輩様の全面的(かどうかはわからない)協力の下、歩き方の工夫とスキマ時間での太腿鍛錬を行っています。



まずは片足ヒップリフトと空中自転車こぎ。
寝る前にちょこちょこっとやっています。20-50回を1-3セット (回数にばらつきがあるのは体調よりも気分です)


あと、内腿を鍛えるために膝にテニスボールを挟んでそれを潰すような動作。テニスボールがなかったので、押入の奥に眠っていたL球を使っています。そのままでは痛いので、周りにタオルを巻いて膝に挟んでいます。


ところでいまはL球っていわないんですってね。
私が子供の頃は、小学校はC球、L球は大人用。憧れでした。
今やL球はおっさん。意味は近しいんだけどなんか違う。憧れられません。



L球と呼ぶかC球と呼ぶかで世代がかわってしまう。時代の変遷やモノの移り変わりはときに残酷です。



それからゴムチューブを買ってきて膝に引っ掛けて、両足でそれを伸ばす動作。


ちなみにゴムチューブはあんまり便利なので職場用と自宅用とふたつ購入しました。
自宅用は子供たちのおもちゃにもなっています。また、ふとしたときに妻が肩こり対策として背中のトレーニングしていたりして、なかなか有効に使ってもらっています。家族に気に入ってもらえてよかった。


マルチチューブ|エクササイズグッズ|フィットネス事業部|ALINCO - アルインコ
(私は真ん中の硬さ(緑色)を購入しました)



ボール挟みやゴムチューブはデスクワークをしたり自宅でテレビを見たりしながらやってます。時間が許す限り。


きのう(水曜日)の会議にはボールを持ち込んでみました。ゴムチューブだと発言で席立つときに顰蹙買うので。


なお会議はまじめに聞いてます (威張ることではない)



ミーティングの時など立っているときにはスクワットとランジ。
これらも時間が許す限り。


後ろのほうでやっているのですが、それでも気づいた人からは奇異な目で見られます。何も言ってはきませんが(話しかけるとアブナイと思われているのかも)


先日、同僚がひとりランジをはじめました。フットサルやってるんだそうです。今ではすっかり意気投合。「貴重なトレーニング時間ですよね」と囁き合っています 。
ただの同僚から盟友に昇格(または降格)です。


同僚の新たな一面を垣間見ることができるトレーニング(違う)



この他、9階建ての建物にあってエレベーターは一切使わない。昇るときは一段抜かし。ランナーあるあるですかね。


一段抜かしは太腿の筋力増進にも効きそうですが (ソース不明ですが、スクワットと同等の負荷がかかるという話も)、さらには基礎代謝量がアップするという報告もちらほら。


降りる時も一段抜かししたいんですけど、タイミングが取れなくて脚踏み外しそうになるのでやめました(運動音痴が基本スペックです ヽ(´∇`)ノ )



それから、膝が痛いなあって時は無理をしない。
そんなときは椅子に座って両膝を伸ばして、足の甲をぐっとすね側に引っ張る運動。
膝を伸ばしたままってのが重要。関節を曲げないで行う運動「当尺性運動」というそうです。


逆に、膝に座って膝を曲げて、片脚の膝を伸ばしながら持ち上げるなんていうトレーニングも教えてもらいました。



まあ、ランナーの方にとってみればなにをいまさらというようなありきたりの内容なんでしょうけれど、これまでトレーニングというものとは無縁だった私にとってはなかなかハードかつ新鮮な運動になっています。


つうか、逆にこういう下準備をしないで走っていた自分が怖い ( ´,_ゝ`)



嬉しいのは、デスクワーク中や階段移動中など、日常生活の中で実践できること。
トレーニングするためにジムに行くとか、出不精でコミュ障で長続きしない私には到底無理(ことはじめ パート2 - 新潟の街でランニング (あと、アルビのことも)


日頃さくさくっとトレーニングできるのは本当にありがたいです。おかげでここまで飽きることなく継続できています。しかも効果を実感できつつある!(あくまでも個人的な感想です)



ということで、膝の痛みから開放されたのは嬉しい限りです。
長丁場走るとなればいろんな筋肉使えてたほうが有利でしょうし、これからもふとしたときに筋肉動かしたいと思います。




(こんなページもみつけました)




「出不精でコミュ障で三日坊主とか、要は結局ジムに行くつもりがないのであれば、日常で運動を取り入れればいいじゃない」
(なんか長くなってる!!)



(参考文献: 工藤他. 体力科学 2008; 石原他, 日本家政婦学会誌 2012; Moffroid, et al. J Am Phy Ther 1969)

疲れたから走る

何だかバタバタした一日だったなってときは、基本家に帰ってバタンキュー(死語)ってなります。そりゃそうです。


ところが、そんなバタバタしてくたくたになったにも関わらず、無性に走りたくなることがあります。ランニングをなさる方にはわかっていただけるのではないかと思うのです。思いたいです。(初心者ゆえ自信がない)



もっともまあ、家族からは理解されません。


私「今日もすっげー疲れた! 走ってくる!」
妻「ちょっと何言ってんだかわかんない」


・・・家族って難しい。やはりランニングは孤独なスポーツです(違う・・・のか?)



頭ばかりが疲れたときや逆に身体ばかりがつかれた時なんかに、特にそういう思いに駆り立てられる気がします。こういうときって、なんか変にむしゃくしゃしてたり妙に頭が爛々としてたりするんですよね。身体がアンバランスに興奮してる感じ。


そのアンバランスな精神状態を諌めるために一走りする。そんな感じでしょうか。


本当に心身ともへとへとなときに、己に鞭打ってまで走るというのは違うと思うんですけど、中途半端に神経が尖ってる時なんかにぱっと走ると、本当に心が穏やかになっていく気がします。



アメリカ・メイヨークリニックのスタッフ方が書いた”exercise and stress”というコラムがあります。


走ることで、多幸感をもたらす脳内麻薬・エンドルフィンの分泌が促進される。
運動にひたすら集中することで、難しいことを考えずに気楽に自信を持ったものの見方ができるようになる。うつ気分や不安感から解消される。気分転換やストレスの軽減に繋がる。
結果として良眠を得られる。明日の活力になる。



まったくもっていいことずくめです。実感としてわかる気がします。走ったあとって、翌日の寝覚めが違うもんね。




今日もなんだかバタバタした一日でした。
くたびれたーって職場を出ると、曇り空。アスファルトが濡れている。雨上がりの涼しい風。
雨は嫌いだけど、雨上がりは大好きです。虫のいい話ですが。
こりゃ走るしかないでしょってことで、夕食摂ってから着替えます。


時刻は既に遅い時間。
そこから走ろうっていうんだから、安全なコースを選択します。かつてみつけた公園です。


あくまでもストレス解消だし就寝時間に響いてもいけないので、マイペースかつ短時間で切り上げます。



それでも全然違います。ヘトヘト感とか、イライラ感とか、そういう感覚が爽快感に変わっていく感じ。むしろさくっと走り終えるのがいいみたい。


家に戻り、シャワー浴びてベッドの上でアイシングしてマッサージしてストレッチして、そのまま寝落ち。


至福だぁ。



この年齢にしていい趣味をみつけました。
幸いにして、膝は本当に全く痛くない。
この調子でこれからも楽しく走り続けたいものです。
(晴れの日限定)