新潟の街でランニング (あと、アルビのことも)

へっぽこながらもランニング続いています。2年目にしてフル出場も果たしました。
あと、週末はアルビです。飛んで跳ねて声枯らしています。

(不定期連載 "O脚と変形性膝関節症" その2)歩くとトレーニングになる。遅刻するとなおさら。

不定期連載その1はこちら


通常、膝の関節は内側に曲がるようにしてくっついています。この角度により体重は膝の中心にかかるようになっています。



ここで膝が外側に曲がっている(または内側に曲がっていない)と、体重は膝の内側にかかるようになります。このままの状態が続くと、膝の内側にばかり負荷がかかっていきます。
最悪の場合、膝の内側の軟骨がすり減ってしまい、立ったり歩いたりするだけでも痛みが走るようになります。

   


膝の外側への負荷を減らすためには、膝を内側かつ上方に引っ張り上げる必要があります。すなわち、太腿や内股の筋肉を鍛えなければならない。



・・・前回はそういうお話でした。
それでは、どうやってこれらの筋肉を鍛えればいいのでしょう(協力・後輩様)



(なおこの記事は、あくまでも初心者マーク付きのへっぽこランナーたる私がお医者さんから聞いたり本やネットを調べたりして「へぇ」ってなったことを文章にしています。ベテランランナーの方やアスリートの方、あるいは医療者の方や健康に日頃気を遣っていらっしゃる方からは「そんなの知ってたよ」とか「読んでみたけどまったくもって時間の無駄だったよ」とか言われちゃいかねない企画であることは自覚しており、こうみえてドキマギしながらキーボード叩いています。またこの記事は、存分に私ことまるおの主観が含まれています。あくまでも自分にとって良かれと思ったことですので、他の方からみたら「それはちがう」ってこともあるかもしれません。健康とかからだにいいことってのはそもそもが人それぞれ、千差万別であり、ある人にとっていいことが他の人にとってもいいことだとは限らないというのが私の考え方です。そのあたりはいずれ改めて記事にできればと思います。なにはともあれ、いまのところは生暖かく見守ってやっていただければ幸甚です。以上、長い長い言い訳でした。恐惶謹厳)




意識的に積極的に行うトレーニングと、日常に取り入れ無意識の中で行うトレーニングとを紹介してもらいました。
後者のほうが敷居が低そう。ずぼらには自信があります。無意識ってフレーズがいいね。



まずは日常で必ず行う行為、「歩く」です。歩き方を変えるだけでトレーニングになる。歩かない日なんてない。こいつは好都合。



まず、足先をまっすぐ進行方向に向けるように心がけます。O脚の人ってすこし脚が外側にねじれていることが多いそうです(私もそうでした)。これを少し内側に戻すようにしながら歩くイメージを持ちます。両足が平行に進行方向に向かうイメージです。

(通常は「ハ」の字を書くように脚が進みます。スキーで坂道を登るみたい (わかりにくい例え))



(トレーニングでは少し脚を内側に戻してあげて、足先が進行方向に向くようにします。クロスカントリーとかで板を平行に進める感じ (わかりにくさを反省しない))



着地は踵から行います。踵の角度とか膝をしっかり伸ばすとか、そういうことに対してはあまり意識を向けません。


後ろ足を持ち上げるときには後ろ足で地面を強く押しこむイメージ。股関節をぐっと伸ばす感じです。


背筋を伸ばし、両手をしっかり振ります。・・・ていうか、踵と股関節を意識すると自ずと背筋は伸びるし腕は振られるような気がします。


こうやって歩くことで、普通に歩くのに比べて脛やふくらはぎや内股や大腿といった筋肉に強く負荷がかかるのだそうです。

(引用: 岡本勉他, ニューエクササイズウォーキング, 歩行開発研究所)


たしかにこの歩き方をすると、太腿や脛にくるものがあります。痛くはならないんだけど、鍛えられてるなって感じます(主観。あくまでも)。


踵着地を意識しすぎるあまり踵を曲げ過ぎちゃうと、膝が伸びてしまいます。膝がつっかえ棒みたいになって、個人的にはあまりいい気持ちがしません。
ぱらぱらとウエブサイトを見ると、この状態を良しとする説とダメとする説と両方あるみたい。

私は膝も踵も角度を意識せずに歩いてます。
踵着地とはいっても、その直後には趾の付け根が着地しているような感じです。ほぼ同着。多分膝も多少曲がっていると思います。



さて、道具(靴)を使ってこの歩き方をしようという方法もあります。ヒールレスシューズ(踵なし靴)ですね。ドイツのChung shiやスイスのMBTが有名です。


chung shi【チャンシー】 履いて歩くだけ!ドイツが認めたトレーニングシューズを日本の皆様へ




行きつけの靴屋さんでChung shiのサンダルを試着させてもらいました。
太腿や腹筋に力入れていないと立ってることもままならない! たしかにこれは効きそうだなと思いました。とくに腹筋には、歩くだけではまずかからないくらいの負荷がかかりました。
これで一日過ごせるようになれば、確かにいいトレーニングになりそうです。大リーグボール養成ギプスです。

(梶原一騎, 川崎のぼる, 巨人の星 1巻, 講談社)


ただ、階段の昇降がこわいかなと思いました。踵がないのを忘れていると段差を踏み外してかえって怪我しちゃうんじゃないかと (あくまでも運動音痴な私の妄想です)

お店の人は「おすすめだよ」とおっしゃってました。でも今回は保留にしました。

歩くだけであれば、ヒールレスシューズに比べて腹筋にも脚の筋肉にも少ない負荷しかかかりません。当然です。でもひとまずはそれでいいかなと。

いまのところは道具に頼らず歩き方だけで太腿を鍛えようと思っています。タダだし。
まあ、一歩も歩かないなんて日はないわけで、多少なりともトレーニングにはなるのではないかと思っています。文字通り意識しないでできる、私に合ったやり方かなと思います。

もっとも今はまだ、寝坊したり遅刻しそうだったりして焦ってると忘れちゃうくらいの習慣にしかなっていません。
でもそんな時はジョグ感覚に走る(ファンランではない。結構必死)ことになるので、結局トレーニングになるわけです。


寝坊がトレーニングになる。

遅刻をもトレーニングに回帰させる。


あ、なんかうまいこと言えてるっぽい。






・・・
・・・
・・・明日こそ早起きします。


(こんなことやってるからまた日付が変わってしまった)




(参考: 岡本他. 日本体育学会大会号1991; 岡本他. 体力科学1992; 田中他. 理学療法学2002)

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