近所の公園でキャッチボール。パシッという革の響きが懐かしい。
15日土曜日。
ヴァンフォーレ戦が始まるまでの間、息子に「キャッチボールしよう」とねだられました。
自分のグローブにボールを何度も投げ込みながら、近所の公園に向かいます。
懐かしいなあ、この感覚。
公園は桜が満開。
広場の一部をお借りして、 キャッチボール開始です。
公園には小さい子供さんやお年寄りもいらっしゃいます。
おまけに私たちは、キャッチボール30年ぶりの素人とずぶの初心者。
周りの迷惑にならないように、近めの距離でワンバウンドで投げ合います。
ワンバウンドでも、いっちょまえにパシッ、パシッと革の音が響きます。
(あだち充, "MIX"1巻, 小学館)
いやあ、楽しいですね。
この音がキャッチボールの醍醐味だよなと勝手に思ったりしています。
もちろん、投げるのも楽しい。
特に今回は息子が相手ですので、癖を見てグローブが出しやすい位置めがけてボールを放ります。
気づけば息子も上手にボールを投げられていて、私もほとんど動かずにボールを受けることができるようになっていました。
時々ゴロやフライを投げてやると嬉しそう。エラーしてボールを追いかける姿も楽しそう。
いやあ、キャッチボールってのは良いですね。
シンプルだし、個々のレベルに合わせて楽しめる。
無意識のうちに相手を気づかう心も身についてくる(かもしれない)。
親子で遊ぶにはもってこいだと、あらためて思いました。
以前も書きましたが、私が小学生の頃は遊びといえば野球でした。
もちろんキャッチボールもたくさんやりました。
それでは飽き足らず、西本投手みたいに足を大きく挙げてボールを投げ込むなんてこともやりました。友人は角選手のフォームが得意でしたねえ。
それが最近では、ボール遊び禁止の公園も多くなっているとのこと。
昔みたいに家の前の道路で遊ぶなんてこともできなくなってますし、キャッチボールできる環境がどんどん少なくなっているようです。
注意して工夫してやれば、周りに迷惑をかけないようにすることもできると思うし、そんなに忌み嫌うものでもないと思うんですけどねえ。
もちろん、「迷惑」とは主観です。相手が迷惑と思うことはやってはいけません。
それはその通りではありますが、「公園でキャッチボール禁止」を謳ってる大人の中にも、きっと小さい頃はキャッチボールをしたことのある方もいらっしゃるのではないかと思うんですけどね・・・。
以前、プロ野球選手が「キャッチボールをしよう」なんてキャンペーンをしていたことを思い出し、少し調べてみました。
・・・いまもあったんですね(ごめんなさい)
キャッチボールプロジェクト。
日本プロ野球選手会が行っているプロジェクトです。
キャッチボール専用球を作ったり、キャッチボールのゲームを考案して全国ランキングを公表していたり。
こういう企画がもっともっと広く周知されるといいですね。
キャッチボール。私達親子の中では、Jリーグのない日に行う定番の遊びになりそう。
息子との会話が一層深まるような気がします。
父親としては、なんとも嬉しい限りです。
なぁんて、今日はサッカーから離れてキャッチボールのお話でした。