新潟の街でランニング (あと、アルビのことも)

へっぽこながらもランニング続いています。2年目にしてフル出場も果たしました。
あと、週末はアルビです。飛んで跳ねて声枯らしています。

あなたの右膝と左膝はくっつきますか? (いきなり不定期連載 "O脚と変形性膝関節症" その1)

突然ですが、”きをつけ”をしてみてください。
次に膝を見てください。
右膝と左膝はくっつきますか?



くっつかない方、あなたはO脚です。



膝を痛めたときにかかった整形外科の先生に言われました。

くっつくのが普通なのだそうです。くっつかない時点でO脚(変形性膝関節症)なのだそうです。
結構衝撃ですよね。



・・・え、知ってた? 



私は知らなかったんです。
私はくっつきません。くっつかないのが当たり前と思ってました。衝撃でした。



本来、大腿骨から脛骨に繋がるラインは僅かに内側を向いているんだそうです。だから膝と膝がくっつくわけです。
この角度のおかげで、膝の中心に体重がかかります(図1)

(図1)(体重が膝の中心にかかる)



ここで膝関節が外側にむいている、すなわち膝と膝がくっつかない状態の場合、体重は関節の内側にかかってしまいます(図2)

(図2)(体重が膝の内側にかかる)



このまま放置していると、やがて膝関節内側の軟骨がすり減っていき、挙句変形してしまいます。
関節はますます外側に向くようになるだけでなく、痛みが出現するようになります。
立ったり歩いたりすることさえも大変になってしまいます(図3)

(図3)(脚の内側に体重がかかることで、膝関節の内側がすり減っていく。痛々しい・・・)



こうなってくると日常生活に支障がでてきます。
これが”変形性膝関節症” の進行過程です(釈迦に説法すみません)



わかるようなわかんないような説明と図ですみません。こんなんじゃわかんねえよって方、下のリンクをご覧くださいませ。



(とってもわかりやすい)



・・・
いやあ恐ろしい。気づかないでいたら走るどころか生活が不自由になってしまっていたかもしれません・・・。



日本人に多いんですってね、O脚。地べたに座る習慣が一因といわれているそうです。
小さい頃は正座してご飯食べたりするのが当たり前だったもんなあ。ちゃぶ台やこたつがぎりぎり現役だった世代です。("ぎりぎり"を強調)


たしかに机と椅子世代の息子や娘は、膝と膝がちゃんとくっつきました。
世代とともに骨格も変わってるのね・・・。もはや旧人類です(この言い方がすでに (以下略))



変形性膝関節症の予防策としては、膝を内側かつ上方に引っ張り上げるようなからだ作りが必要です。すなわち太腿や内股の筋肉を鍛える必要があります。
先の整形外科の先生からそう言われました。


その話を伺った時にはなるほどと思いました。簡単に「わかりました」と答えてしまいました。


でも家に帰ってから思いました。そんなところ、どうやって鍛えればいいんだろう・・・。



厚生労働省の調査によると、86%の方がお医者さんの説明を理解できたと思っている一方で、自分の疑問や意見をきちんと伝えられたという方は68%程度にとどまっているんだそうです。

(引用: 平成23年受療行動調査(確定数)の概況|厚生労働省



つまり、分かったつもりにはなれるんだけど問題解決には至っていない。
先生、一生懸命説明してくださったのにごめんなさい。




しかたがないので、医者をしている後輩さんからアドバイスを伺ったり(敬語)、自分なりに調べたりしてみました。


おかげさまで、少しずつではありますが膝と膝が近づいたような気がします。
大腿の筋肉がついたせいか、走るのも若干楽ちんになったような気がします。


あくまでも主観的な印象です。
客観的にタイムが縮んだとか距離が伸びたとか、そういうことはまだありません。そんな虫のいい話にはなりません。邪に期待はしていたのですが。(残念)




(不定期につづきます)

海岸道路と佐渡ヶ島とタモリさん(ブラタモリ 佐渡編!)

日曜日、娘と町内を2km走ってからそのままひとりランニング。


町を回ってから砂丘の坂を登ってサイクリングロードへ。

タモリさんものぼった日和山付近の砂丘)(けっこうきついっす)


最初の計画では新潟島一周コースのLSDだったのですが、夕日が沈みそうだったので海岸道路往復に切り替えました。



雲が厚く、マジックアワーはいまひとつ。
それでも佐渡ヶ島がよく見えました。この景色、幼少の頃から眺めていますが本当に飽きません。



佐渡ヶ島は車を使えば1日で沿岸を一周できます。何度か行ったことがあります。新潟からの小旅行としては恰好です。
相川の佐渡金山はもちろん、真野にある県内唯一の五重塔や独特の町並みに独特の家屋が並ぶ小木の宿根木など、こじんまりした中に見どころが多く、なかなかに魅力的な島だと思います。



さて、3日のブラタモリは佐渡編でした。(とってつけたような話の展開)
ビデオに撮っておいて日曜の夜に家族で鑑賞。


・タモリさん行きつけのお寿司屋さんの大将が佐渡出身(佐渡は海産物もうまいんです)
・佐渡の硬い岩盤が佐渡金山の豊かな採掘量を支えた。
・坑道の長さは延べ400km。
・海岸沿いで採れる球顆流紋岩という独特の岩が金の精錬を効率的なものにしてくれた。
・かつて「床屋町」は人口5万人の大都市だった。
・齋藤さんは初の鉄女。
・江戸時代の奉行所も昭和時代の精錬工場も段丘の立地をうまく利用して造られた。
・展示資料館の6000万円の延べ棒は取り出そうとすると手が攣ります(激しく同意)(あれは危険)



久しぶりに佐渡に行きたくなっちゃいました。
島でのランニングなんてのも楽しそう。
子供たちも興味が湧いたようですし、どっかの週末に家族で行けるといいななんて思いました。

(アルビ5-3関西学院大学) 子どもと過ごした土曜日(後編)(満身創痍な勝利編)

ききき今日はこのへんにしししといてやりますぜ・・・(顔ぼこぼこ)



天皇杯、疲れました。ぐったりしちゃいました。
大学が相手っていうのも難しさを促した一因とは思いますが。


それにしても関西学院大学、正々堂々と戦っていました。
本当によく走っていました。
とくに左サイドを起点としたカウンター、二列目からの飛び出し。チームとしてアルビの守りを崩していました。
個人技でもひとりでプロ相手にふたり抜きしたりプロ相手に走り勝ったりプロ相手にボディコンタクトで競り勝ったり。
本当に強かった(とJ1の側からいうのもいかがかと思いますが)。
ナイスプレーに対してついつい拍手しちゃいましたもんね。


対するアルビ。ゴール前で虚しくパスを回す。いつもの風景です。カテゴリーが違うチームが相手でも同じなんですね・・・。
パスは回せてもチームとしてのフィニッシュの形がない。ゴール前での推進力がない。
そうこうしているうちに後ろでパスミスがあってピンチを招く。
チームが全体として戸惑ってるみたい。選手たちのモチベーションが心配になるくらいでした・・・。


「前向けー」「(シュートを)打てー」
悲鳴とも怒号ともつかないような絶叫が響くスタンド。



前半終了時点で0-1。
今だから言うけど、スタジアムでは絶対に言わないけど、正直負けちゃうんじゃないかと思いました。


ハーフタイム、コンコースに出ると、怒りながら泣いている女性とその頭をなでてあげている男性の姿が見えました。彼女も負けを覚悟しちゃったのかな。
ふたりの愛情が深まるなら負けも仕方ないと思え・・・るはずがありません。(もっともただの痴話喧嘩かもしれませんが)(つうか余計なお世話)


(ハーフタイム、コンコースからみえた夕焼け)(きれいだねえと息子と一緒に現実逃避のひととき)



後半、本当にラファに助けてもらいました。ハットトリック。今日初めての勝ち越し。
ラファ、覚醒しましたねえ。大学が相手とはいえよく走ってたし決定力も半端ない。


これでようやく勝てるかなと思った矢先、再び同点に追いつかれちゃうんですね。関西学院さん、本当に闘ってました。こちらはどっと疲れが押し寄せます。


さらには後半最後。畳み掛けるように大ピンチ。小林がよくとめてくれました。その前に崩されてることが問題です。
おそらく一発レッド覚悟のブロック。そして実際にレッドカードが出されます。
ちょくちょく良いパスフィードがあったのでピッチを去らなければならなくなってしまったのは残念ですが、あそこで止めていなければ負けてたもしれない・・・。


関西学院さん、この時点で勢いが完全にアルビを上回っていました。選手たちもスタンドの方々も楽しかっただろうなあ。


・・・しかし。
延長に入ってからはパタリと足が止まってしまいました。体力切れ。それでもカウンターを狙う姿は敵ながらあっぱれ。


一方のアルビ。
延長後半、相手がヘロヘロのところでようやくエンジンが。つうかパスサッカーからカウンターにしたのが奏功したような。


ここまで絶不調だったコルテースが敵陣深くまで駆け上がり、ディフェンダーをひきつけてからクロスをあげる。きれいにラファが頭で押し込む。これで勝ち越し。
さらに成岡がカウンターからゴールを揺らす。これで勝負あり。


どうにかジャイアントキリングを回避しました。トーナメントである以上、勝つことが最低条件。それはクリアできました。



試合後、関西学院さんがアルビのゴール裏まで挨拶に来てくださいました。

(スタンドからは大きな拍手)(なんならエールも送ってあげたかったなあ)




120分の死闘。両チーム合わせて8得点のゴールラッシュのシーソーゲーム。
今日はNHKさんで全国中継されました。さぞかしお茶の間(死後)は盛り上がったことでしょう。
NHKさん、うはうはだったことでしょう。


スタンドは、とにかく疲れました。皆さん試合終了のホイッスルとともにぐったりとため息をつきながら椅子に座り込んでいました。



NHKさんって、天皇杯の場合はトーナメントが組まれてからそれを見てどの試合を中継するか決めるのだそうです。
つまりこの試合が選ばれたのは、アルビと関西学院さんが戦う可能性が視野に入ってから。
大学日本一のチームとJ1で低迷するクラブ。ジャイアントキリングを期待しておられた部分もありそうです。


ふふふ。たたた楽しんでいただけましたかな。
そそそそう簡単に思い通りにはささささせませんぜ。
ききき今日はこのへんにしししといてやりますぜ・・・(顔ぼこぼこ)



・・・勝って兜の緒を締めていただきたいと思います。
次週は絶対に負けられない試合です。

改めて綺麗なスタジアムです。やはりこのスタジアムにはJ1が似合うと思うのです!