脳で痩せる(なお、牙城は崩せませんでした TOT)
今日は、職場の仲間から大きな大判焼きを頂きました。
中に入っていたチーズがすごく美味しくって、あとでネットで調べたら知る人ぞ知るこのあたりでは有名なお店だってことがわかって、今度ひとりで買いに行こう、家族にも食べさせてあげようと思った次第。
さらに週末の上越市、インターを降りてから宝来軒やあごすけの前を通過しちゃったもんだから、今日の昼はラーメンでした。これは仕方ないですよね。
ということで、今日はしっかり糖と脂肪を蓄えてしまいました。
「脂肪つけちゃったのなら、消費すればいいじゃない」(いつもの王女様)
公園ランに出発です。病み上がり。週末の上越市に続いて本格的にランニング再開です。
やっぱり楽しいですね。
久しぶりだし病み上がりだしということでペース上げなかったのもあって、純粋に楽しめました。
たくわえた脂肪を燃焼させます。
定期的にランニングしてるときって、あまり間食とかをしなくなりませんか?
逆に運動から遠ざかると、ついついお菓子や脂肪分の多い食事に手が向いてしまうようになる。
実は、運動することによって食欲が抑制されるんじゃないかって話があるんです。
食事のカロリー制限によるダイエットをする人と、運動(90分トレッドミル)によるダイエットをする人とで、9時間にわたり体内のホルモンの検査を行います。
食事制限をした人たちでは、食欲を促すホルモン(グレリン)が増えて、食欲を抑制するホルモン(ペプチドYY)が減少しました。
逆に運動制限をした人たちでは、グレリンは減りペプチドYYは増えました。
(引用文献1より)
食事制限した人の食欲が増すってのは当たり前なんでしょうけど、運動した人の食欲が抑えられたってところがミソですね。
まあ、あくまでも9時間という短期間での話ですが、ダイエット後に被験者をビュッフェに招待したところ、実際に食事制限した人のほうが運動した人によりもたくさん食事を摂ったとのことです。
運動を継続しているときのほうが間食は少なくなるって感覚は、案外根拠があることなのかもしれません。もちろん、走った分の栄養補給はしっかりしてますが。
運動ダイエットのほうが、食事ダイエットよりもリバウンドのリスクが低いといえるのかもしれません。
別の論文でによれば、心筋梗塞とかのリスクを下げるためにダイエットをするとして、その方法は食事であれ運動であれどちらでもよくて、いかに体重を落とせたかということが大切なのだそうです。
なので、食事によるダイエットを否定する必要は全くありません。要は痩せればいい。
ただ、グレリンとかペプチドYYのことを思えば、結局は食事だけでなくてお楽しみ的な運動をも取り入れてあげるのが一番効果的なんじゃないかなと思います。
運動することでホルモン分泌をコントロールして脳を味方につけ、効果的なダイエットをはかる。
「脳」とか言うと、なんだかかっこいい感じになりますね。
とまあ、ここまで頑張っていろいろ調べたのは、妻にプレゼンするためだったりします。
「痩せたい」と言ってるスリムな妻。
そんな妻と夫婦ランをしたいという夢は、まだ捨ててはいません。
はたして論文の内容をプレゼンして、いつものごとくランニングに誘ってみました。
「へー、よく調べたね」
って褒めてくれました (*^^*)
・・・そんで、そのまま話題終了となりました (ToT)
この牙城を攻略できるのはいつの日のことか(つうか、攻略できるのか・・・)
(参考: 1) N Alajmi, et al. Med Sci Sports Exerc 2016; 2) EP Weiss, et al. Am J Clin Nutr 2016)