荒波の海底をランニング(みなとトンネル)
21日土曜日。
この週末、天気予報からは、大雪になるだの大荒れになるだの不穏なことばばかりが聞かれていました。
実際起きてみると、朝方小雨が降っていましたがそれも止み、太陽がちらちら雲間から顔を見せていました。
よし、走りに行こう。新潟島一周しようかな。
着替えて外に飛び出します。
・・・ところが。
さぶい。
急いで家に飛び込みます。
ただでさえ外気が冷たい上に、風が強い。
太陽が見えていたのは、雲が風に流されていたからなんですね。
急遽予定を変更。みなとトンネル走ることにしました。
みなとトンネルまではクルマで向かいます。
みなとトンネルにつながるように、タワーがそびえています。
みなとタワー。
新潟島側を入船タワー、東区側を山の下タワーといいます。
私が使うのは入船タワー。
目の前には駐車場もあって、そこにクルマを駐めることができます。
タワーに入ると、ロビーのようになっています。
ここで準備運動をしている方もちらほら。
自動販売機もあるしトイレもあります。
ここから階段を下ると、トンネルに出ることができます。
街側のトンネルにも海側のトンネルにも出ることができます。
今日は海側を走ることにしました。
たくさんの人が走ったり歩いたりをなさっていました。
片道1390m (以前、3260mと書いてしまいました。何をどう間違えたんだろ。すみません)。
5周ほど走りました。
海底を貫くトンネルなので、下り坂がしばらく続いてからフラットになり、ほっと一息なんて思っているとまたすぐ上り坂になります。
これまでは、外を走ったついでにトンネルに入り、1往復してすぐトンネルをあとにしていました。1往復程度では坂道もさほど気になりませんでした。
それが今回、5周走ったわけですが、この坂道がボディブローのようにじわじわ効いてきます。
逆に、ちょっとダッシュしたりするといいトレーニングになります。
速いランナーさんは、結構なスピードでフラットも坂道も同じペースで淡々と走っていきます。凄いなあと思いながら、私は私で自分のペースを乱さないようにマイペースで走りました。
トンネルの中は適度に暖か。外の寒空とは全く別世界です。
私は冬用のウエアで走りましたが、薄手の長袖で走っている方もちらほらいらっしゃいました。ただあんまり薄着にしていると、出入り口付近は寒いので要注意です。
5周してトンネルの外に出て、海を眺めると荒波。
冬の日本海です。
(転機は良好。今日も佐渡が見えました)
この海の下を走っていたと思うと不思議な気分になります。
青空と荒波を眺めてからタワーに戻ってストレッチをして、自販機でジュースを購入してから帰宅。
いい汗かきました。
無料の体育館というおもむき。なんとも贅沢なランニングコースです。