新潟の街でランニング (あと、アルビのことも)

へっぽこながらもランニング続いています。2年目にしてフル出場も果たしました。
あと、週末はアルビです。飛んで跳ねて声枯らしています。

久しぶりに代表戦を見た月夜の晩。それから、ラファの粋なファンサービス(涙)

※(11/16 付記) やっぱりむりやりはっちゃけるとかえってしんどいので、タイトルと文章の一部変更しました。



昨日(15日)は月が綺麗でしたね。明るい夜でした。
聞けば、14日がスーパームーン。


15日は新潟もそれなりにいい天気で、「ほぼ満月」を堪能しました。
こういう月夜は、流れる雲も綺麗ですよね。

(ほんとはこの何百倍も綺麗。スマホ+私の腕では限界もありますよね)



さて、なんでこんな高く上がった月を見上げていたかというと、帰宅が遅くなったからです。



21時過ぎまで仕事。この時点でランニングは断念です。


帰ろうとすると、同僚がテレビをつけていました。


覗いてみると、サッカーの代表戦。
実は私、アルビは応援してるけど日本代表のことはさっぱりわかりません。試合も本当に久しぶりに見た気がします。


「え、なんの試合?」
「これに勝つとワールドカップ行けるの?」


全くもって素人な質問を同僚にぶつけます。
そして、呆れられます。


「お前って、サッカーが好きなんじゃなくってアルビが好きなんだなw」


「いやいやいやいや、それを言ったらあんただって代表が好きなんじゃん。もっと地元のJリーグ見ようよw」

(高田桂, "サポルト! 木更津女子サポ応援記" 1巻, アース・スターコミックス)
(同僚はべつに"ダサい"とは言ってませんが)



まあ、ここはスポーツの楽しみ方における多様性ですからね。
お互いわかった上で言ってるわけです。



しかし、やっぱり代表の選手たちは迫力があるしうまいなあ。


清武選手のサイドネット突き刺すPKとか、大迫選手の切り込みとか、香川選手から原口選手への踵使ったアシストとか、本田選手のトラップとか、森重選手のパスカットとか、西川選手の相手シュートへのセービングからのロングフィードとか。


こういうプレイが見たいんだよなーとつぶやいたら、同僚ににやにやされてしまいました。


そんな感じに、まるで放課後のような時間を過ごしてから帰宅。


お陰様でいい月夜を眺めることができました。



帰宅後は筋トレして就寝。




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そして今朝。


気持ちよく目覚めて朝食いただいて、なんとなく開いたアルビの公式ウエブ。



【緊急告知】ラファエル・シルバ選手帰国に伴う写真撮影会実施のお知らせ





おいおいおいおいおいおい。
なんで、帰国ごときで写真撮影会なんだよ。なんてサプライズなファンサービスだ。





・・・あ。(察し)(わかっていたとは言え辛い)






しかし11月16日12:30-13:00って。絶対無理。

脳で痩せる(なお、牙城は崩せませんでした TOT)

今日は、職場の仲間から大きな大判焼きを頂きました。


中に入っていたチーズがすごく美味しくって、あとでネットで調べたら知る人ぞ知るこのあたりでは有名なお店だってことがわかって、今度ひとりで買いに行こう、家族にも食べさせてあげようと思った次第。


さらに週末の上越市、インターを降りてから宝来軒やあごすけの前を通過しちゃったもんだから、今日の昼はラーメンでした。これは仕方ないですよね。


ということで、今日はしっかり糖と脂肪を蓄えてしまいました。


「脂肪つけちゃったのなら、消費すればいいじゃない」(いつもの王女様)


公園ランに出発です。病み上がり。週末の上越市に続いて本格的にランニング再開です。


やっぱり楽しいですね。
久しぶりだし病み上がりだしということでペース上げなかったのもあって、純粋に楽しめました。


たくわえた脂肪を燃焼させます。



定期的にランニングしてるときって、あまり間食とかをしなくなりませんか?
逆に運動から遠ざかると、ついついお菓子や脂肪分の多い食事に手が向いてしまうようになる。



実は、運動することによって食欲が抑制されるんじゃないかって話があるんです。


食事のカロリー制限によるダイエットをする人と、運動(90分トレッドミル)によるダイエットをする人とで、9時間にわたり体内のホルモンの検査を行います。


食事制限をした人たちでは、食欲を促すホルモン(グレリン)が増えて、食欲を抑制するホルモン(ペプチドYY)が減少しました。
逆に運動制限をした人たちでは、グレリンは減りペプチドYYは増えました。

(引用文献1より)



食事制限した人の食欲が増すってのは当たり前なんでしょうけど、運動した人の食欲が抑えられたってところがミソですね。


まあ、あくまでも9時間という短期間での話ですが、ダイエット後に被験者をビュッフェに招待したところ、実際に食事制限した人のほうが運動した人によりもたくさん食事を摂ったとのことです。


運動を継続しているときのほうが間食は少なくなるって感覚は、案外根拠があることなのかもしれません。もちろん、走った分の栄養補給はしっかりしてますが。


運動ダイエットのほうが、食事ダイエットよりもリバウンドのリスクが低いといえるのかもしれません。



別の論文でによれば、心筋梗塞とかのリスクを下げるためにダイエットをするとして、その方法は食事であれ運動であれどちらでもよくて、いかに体重を落とせたかということが大切なのだそうです。


なので、食事によるダイエットを否定する必要は全くありません。要は痩せればいい。


ただ、グレリンとかペプチドYYのことを思えば、結局は食事だけでなくてお楽しみ的な運動をも取り入れてあげるのが一番効果的なんじゃないかなと思います。


運動することでホルモン分泌をコントロールして脳を味方につけ、効果的なダイエットをはかる。
「脳」とか言うと、なんだかかっこいい感じになりますね。



とまあ、ここまで頑張っていろいろ調べたのは、妻にプレゼンするためだったりします。
「痩せたい」と言ってるスリムな妻。
そんな妻と夫婦ランをしたいという夢は、まだ捨ててはいません。



はたして論文の内容をプレゼンして、いつものごとくランニングに誘ってみました。


「へー、よく調べたね」
って褒めてくれました (*^^*)



・・・そんで、そのまま話題終了となりました (ToT)



この牙城を攻略できるのはいつの日のことか(つうか、攻略できるのか・・・)




(参考: 1) N Alajmi, et al. Med Sci Sports Exerc 2016; 2) EP Weiss, et al. Am J Clin Nutr 2016)

上越の街でランニング。他愛もない日常の思い出。

11日(金曜日)は、夜に上越市で仕事してました。
前日までは天気良くなかったんですけど、11日は午後からとてもいい天気になりましたた。

(道中、黒崎サービスエリア)(いわし雲がすごくきれい)



上越では一泊してきました。



上越市、むかーし住んでいたことがあります。
自然も多くてご飯も美味しくて、それなりに街もあって道路も整備されていて、本当に過ごしやすい街というイメージです。


ただ、冬の雪が厄介です。
1日何回も雪かきしなきゃならない。
妻とかわりばんこで朝、昼、夕と雪と格闘する日々は、正直なかなか大変でしたね。
妻、最初のうちは「ダイエット」とか言ってるんですけど、だんだん無言になっていくんです。本当によく頑張ってくれました。


子供たちは子供たちで、「手伝うー」とか言いながら、砂遊びでもするんですかっていうような小さいスコップで雪をいじります。
しばらくすると、スコップどっかに置き去りにして、手で雪玉を作り始めます。それでも最初はおとなしく雪だるま作ったりしてるんだけど、だんだんご近所の子供たちも一緒になって雪合戦がはじまります。


そこに父ちゃんが加わります。


父ちゃん同士で空き地に雪山やかまくらを作り、子供たちはそこでそり遊びしたり鬼ごっこしたりします。
父ちゃんたちはそれをニコニコしながら眺めています。


各ご家庭、気づけば奥様方が雪かきを担っていらっしゃるようになります。


・・・夕食時、子供たちが「たのしかったねー」なんて言ってるそばで、なぜか夫婦の間には静々とした、冷ややかな空気が流れるんです。
うーん、あれは背筋が寒くなりますね。またやっちまったって。



雪国あるあるですよね。(いや、ない)





まあ、そんな思い出の上越市。


12日(土曜日)、朝早く起きてランニングしてみることにしました。


ホテルのある高田駅から、かつて住んでいた街までのんびりと。
途中、高田公園も巡ってみました。懐かしかったなあ。



高田駅。

私がいたころはJR線でしたが、いまは第三セクター路線になっています。
こじんまりとはしているもののなかなかおしゃれな駅舎です。
この近くのラーメン屋さん、締めによく使ったものです。


雁木通り。

道路沿いの建物が、それぞれ軒を歩道にかかるくらいに長く伸ばしています。さらに、隣どおしの軒が連なっています。この軒に覆われた通りを雁木通りと言います。


この、歩道が屋根に覆われる形、今でいうアーケードですね。歩行者が雪に晒されないようにするための、思いやりの産物です。


雁木の中はこんな感じです。

雨の日も安心。道幅もあって歩きやすい。



この雁木もそうですが、そもそも上越市って道路が広くできています。
上越に初めてきた頃は、なんでこんなに道路が立派なんだろうと不思議に思ったものでしたが、その答えは冬にわかりました。


雪が降ると除雪車が入ります。除かれた雪は路肩に積まれていきます。結果、道路が狭くなります。
予め道路を広くとっていたのは、そのためだったのです。路肩に雪山ができても、クルマの交通の妨げにならない。
大通りなんかは、歩道も広くできています。雪がないと開放感いっぱいです。
(逆に細い小路では、歩道が完全に行きに埋まってしまい、歩くことが不可能になってしまうこともあります)



道は広いし雁木もある。上越の街って、すごく走りやすいんですよね。これは発見でした。
上越に来るときはまた走ることにします。



コースは、自分のかつての生活圏。延べ12kmほど。


ランニングが久しぶりだったってのと(漸く咳が止まりました! 御見舞のお言葉ありがとうございました!!)、町並みが懐かしくてあちこちで立ち止まったり寄り道したりしたってのと、週末はLSDですよってのとで、ゆっくりペースで走りました。


いや、ほんとに楽しかった!!


子供の本や紙芝居を借りに行った図書館や、


その借りた本を子供たちに読み聞かせた公園や

(なんなら、知らない子もいつの間にか寄ってきて、ちょっとした朗読会になったりすることも。いなかっていいですね)


すべり台。

昔はここにもっと背の高いすべり台があって、娘が登ったはいいけど降りられなくなって泣いたことがあったなあなんて思い出したり。


もちろん高田城の三重櫓も懐かしかったです。



高田城周辺は、春になると桜がすごくきれいなんです。日本三大夜桜というそうですが、その名に恥じてません。
上越市を離れて、あれだけの花見を知りません。いつの日か家族で、桜の季節に遊びに来たいと思います。




上越市ランニング、他にも色々と訪れてみました。


子供たちが通った幼稚園。その近くの原っぱ。
家族で住んでいたマンション。家族で使ったスーパーとか蔦屋とかラーメン屋さん。
娘が自転車の練習をして、ついに乗れるようになった駐車場。
そんなところをいろいろと訪れ、ばしゃばしゃと写真を撮ってきました。


これらの光景、当時は日常だったんですよね。写真撮るなんて思いつきもしませんね。
それが今や、懐かしさのあまり写真を撮りまくっている。なんとも不思議な感じです。


土曜日の午後に新潟市に帰り、家族に撮ってきた写真を見せたら、みんな喜んでくれました。息子は少し記憶が曖昧みたいでしたが、それでも楽しそうでした。



上越市のことが懐かしくなったってことは、それだけ新潟市が馴染んでいるってことなんでしょう。

私たち夫婦は、おそらくこの先ずっと、そんな新潟市に住みつづけることになると思います。
一方で子供たちはどうなるか、そりゃあ誰もわかりません。


この子達が将来新潟市を離れることになったとしても、この街にはたくさんの思い出が残っている。そんな日々を家族で過ごしていけるといいななんて、ふと思ったりしています。