我が家の片渕浩一郎監督と内田潤コーチ
内田潤コーチ。
娘と息子が、サッカースクールでお世話になっていたことがあります。
最初のレッスンのときの挨拶で「ウッチーと呼んで下さい」とおっしゃるのを聞いてから、我が家では今もなおずっとウッチーです。
子供が相手でも、真剣に練習のコンセプトや注意点を説明してくださる。
そうかと思うと、現役時代にピッチ上で見た表情からはとても信じられないほどのくしゃっとした笑顔で、子供たちとのゲームに興じられる。
一定の厳しさをもちながらもとてもフランクで、子供たちから慕われていました。
保護者たちにも物腰柔らかく挨拶してきてくださり、現役を知る我々のほうが子供以上に感激したものです。
2008年のガンバ戦・現役時代の内田コーチがミドルシュートを決めた試合の映像を子供たちに見せたことがあります。
最初「あ、ウッチーだ!」なんてにやにやしながら覗き込んでいたのですが、その顔つきが次第に真剣な、憧憬に満ちた表情に変わっていきました。
「ウッチー、すごいでしょ」といったら素直に「うん」って。
後日、スクールが終わってから内田コーチにサインをねだる息子の姿がありました。
"17"(現役時代の背番号)の数字と一緒にサインをしてくださいました。
妻もアルビのサポーターですが、そんなに詳しくはありません。
「ウッチーがトップチームのコーチに昇格したってニュースで見たんだけどさ、ん? トップってなんのトップ? 子供たちのトップってこと? てことは高校生のコーチ? なんて思ってたら、やっぱり大人のトップだ、J1だ、ビッグスワンのベンチにウッチーが座るんだってわかって、すごいー! ってなったよ」
句点がない、読みにくい文ですみません(文才・・・orz)
それくらい興奮していたということで。
一方の片渕浩一郎監督には、一度だけ娘が所属するクラスの臨時コーチをしていただいたことがありました。
妻も娘もそのときのことをよく覚えていました。
妻曰く、「優しい人だった。あとで調べたらすごい人ってわかってびっくりした」
片渕監督は、当時ユースの監督をなさっていたのです。
まるでトップチームのような、走ることを惜しまないチームを作り上げ、昨年クラブ初のプレミアリーグ入りを果たしました。
片渕監督、内田コーチ。
これでチームも変わる!
・・・なんて、あっさりと楽観視するほどポジティブな性格は持ち合わせていません。
厳しいクラブ状態。
トップチーム監督未経験。トップチームコーチ未経験。
立て直しのために残された時間はごくわずか。
不安がないといえば大嘘です。
それでもこれからも我が家はクラブに声援を送り続けます!
(能田達規, マネーフットボール 3巻, 芳文社コミックスより)
(監督交代ブーストは実在するはず!!)(この前と言ってることが違うのは自覚してます)