新潟の街でランニング (あと、アルビのことも)

へっぽこながらもランニング続いています。2年目にしてフル出場も果たしました。
あと、週末はアルビです。飛んで跳ねて声枯らしています。

デパートの迷宮に迷う者はチョーさんになれず

17日土曜日。
横浜 F・マリノスに敗北することをまだ知らない、爽やかな午前中の話です。
(今回はサッカーの話題はありません。割り切れてはいませんが^^;)



職場がある街を、散策を兼ねてあてもなく走ってみることにしました。


色んな花が咲いてたり、


小さな川があって堤防も備わっていたり、小さなお地蔵様があってお供えもされていたり、


新潟県っぽく田園が広がっていたり。



なかなか表情豊かな街なのねと新たな発見に得した気分。
写真撮りながら楽しく走っていました。


・・・なんてそこまでは良かったんですけどね。
川にかかっていた橋を興味本位で渡ったら迷子になってしまいました。



橋を超えた先は別世界。

(宮下英樹・センゴク外伝 桶狭間戦記 2巻・KCデラックス)


いつの時代だよって話ですが、実際に迷っちゃったんだから仕方ない。
それまで新鮮な思いで眺めていた風景が、突如未知で孤独感を誘う景色に見えてくるから不思議です。


まあ、来た道を帰ればすぐに戻れたんですけどね。ついつい迷子を楽しんでしまいました。行き当たりばったり大好き。



調子こいて先へと進むうちにどんどん深みにはまり、やばいぞと思い始めます。連動するように足も疲れてくる。


何がやばいかというと、自分が方向音痴であることをちょくちょく忘れる悪い癖があるんです(ときに意図的)


どれくらいの方向音痴かというと、デパートでとある入り口から入って買い物済ませて、さあ帰ろうとなったときに、同じ口から出られない。思ったのとは違う通りに出て、あれれ? ってなる。それくらいの方向音痴です。


その点、妻はしっかりしています。


女性のほうが方向音痴が多いということは、いろいろな形で検討がなされているそうなのですが(異論もあり)、少なくとも我が家においては成り立ちません。
複数の道が目の前にあるとき、娘も息子も私よりも妻についていくことからも明らかです。つうか、私も妻についていきます。


妻がいないときには、往々にして「お父さん、また迷子」と子供たちに嗤われる。嗤われるうちはまだいいのですが、いずれつっこんでもくれなくなる。
そのうち私が言うのと違う道を歩くようになるのではないかと、今からひやひやです。反抗期です(違います)



ということで、ランニングしながら迷子になってしまいました。
精神的にも身体的にも追い込まれていきます。



天気が良くて涼しくて、恰好のランニング日和。そうだ、せっかくだから街探検をしてみようという、チョーさんばりに軽い思いでスタートしたはずなわけです。



しれっと書いちゃいましたが、ちょっとだけご説明します。
チョーさんです。たんけんぼくのまちです。最近ではワンワンです。
わかる方にはわかる、わからない方にはわからない、でも私の中では親子二代に渡ってお世話になっている偉大な方です。


たんけんぼくのまち 1984年4月9日から1992年3月25日


赤ちゃん泣き止む歌集メドレー♪スーパーワンのうた♪ワンワンパスダイス♪ふしぎなふしぎ♪ 赤ん坊笑う 子供喜ぶ




さて。



今日の私には、「自分を追い込む」などというストイックな精神はまったくありませんでした。なんてったってチョーさんです。地図ならぬ写真を撮りながら、まったり景色を楽しむつもりでした。
それなのに、気づけばこんな切羽詰まった状況になっている。まあ、調子こいた自分が悪いんですけど。



結局ヒイヒイいいながら走っていたら別の橋がみつかって、そこを渡ったら見慣れた国道にでてくることができました。本当に助かった。



いやあ、己の特性(ていうか欠点)をしっかり知っておかないといけませんね。
もう無茶しません(何度目だ)



結局25km走ってしまいました。自己最長記録です。ガーミンくんが褒めてくれました。
これまでの最長が20km。5km増えるだけでこんなにしんどいとは。


へっぽこランナーからしたら本当に大変でした。こんなに長い距離走るんなら、もっとペース落としてのぞむべきでした。思いがけず迷子になったのと、その結果焦ってペースを落とすことができなくなっちゃったのとが敗因ですね。要は迷子が原因ですね。


でも、膝は痛くならないし何より終わってみれば楽しかった。ランナーズハイってやつでしょうか。エンドルフィンすげえ。



帰りがけにコンビニでアイスを購入し、その場でいただきました。いやあうまかった!! 本当に生き返りました。



このペースであと20km弱走るとか、サブ4ランナーの方々ってすごい!
わたしも新潟シティマラソンが終わったら、じっくりスタミナづくりに励みます。




(参考文献; Vandenberg, et al. Percept Motor Skills 1987: Kimura, et al. Psycho Society 1994)

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