新潟の水景色と白山神社の桜を堪能する、贅沢ラン
24日金曜日は所属部署の送別会。
25日走るつもりでいたので、できればノンアルコール、最低でも一次会で退散というつもりでした。
しかしやはり、一緒に仕事を頑張った同志との別れ。
飲んじゃいますよね。そんで、最後までいっちゃいますよね。
結局午前様。午前1時はまわっていたと思います。
そして25日土曜日。
新潟に戻り、新潟ハーフマラソン以来のランニングです。
天気良好、久しぶり、ワクワクが止まらない・・・だがしかし、体が重い重い。
サッカーの三浦知良選手って、試合前に酒を飲まないってのはもちろんのことで、昨年の約1年間を完全に断酒されたのだそうです。
酒飲まないと集中力ややる気が高まり、精神が研ぎ澄まされていくようだとおっしゃっています。
(Sports Graphic Number, 922, 2017, 文藝春秋社)
50歳のアスリートがそのような心がけでサッカーと向かい合っているというのに、このへっぽこランナーときたら・・・。
どうしても断れない酒の席ってありますからね。まあ、流されると弱いタイプです・・・。
プランは、関屋分水から親松排水機場に抜けて、ビッグスワンを目指すルート。LSDの定番コースにしたいと願っている道のりです。
ビッグスワン。
これまではアルビの試合に思いを馳せる場所でしたが、今回はハーフマラソンのゴール前の辛さが真っ先に思い出されました^^;
このビッグスワンの敷地、正式には新潟県スポーツ公園といいます。
ランニング目線で見ても、道は広くとても走りやすい公園です。
ウォーキングコースも設定されています。
今回はこのコースをたよりに走ってみることにしました。
レストハウスを超えた先に、遊具施設ができていました。調べると、平成28年6月にオープンしたらしい。
お子さんたちが元気に走り回っていました。
案内板も本の形をしていておしゃれです。
道中にはピアノのオブジェも。
実はこれ、本当に音が鳴ります。うちの子供達が幼稚園児の頃に連れてきたときには、夢中になって即興で(つまりでたらめに)弾いていました。
暫く走ると、鳥屋野潟の岸辺(?)に出てきました。
途中でみかけた、藁でできた8人の農夫のオブジェ。
このあたりを初めて開拓したのは、8人の方々だったのだそうです。その8人をモチーフにした作品です。
水はけの悪い沼地。たった8人による、自然との壮絶な闘いだったことでしょう。
先人の努力が、いまのビッグスワンにつながるわけですね。
ここから先は、親松排水路、信濃川、関屋分水、やすらぎ堤、そして日本海と、一部を除いてずーっと水辺を走り続けることになります。
美しい水景色が連続するランニングコース。なんとも贅沢です。
このまま新潟島1周してフィニッシュの予定でした。おそらく走行距離は自己ベストになるのではないかと皮算用。
ところが。
25kmほどの地点で自動販売機をみつけ、小さい缶ジュースを購入。
水分を補給します。
それから再び走り出そうとしたのですが、なんとなく右の太腿に違和感。
痛いわけではなかったのですが、とにかく大事に至る前に対処しましょうということで、ランニングはこれにて終了としました。割り切りは大事です。
ここから先は、ウォーキング。
Qちゃんも、Number DOの誌上で、走って違和感があったらウォーキングに切り替えるとおっしゃってたし(走行距離が半端ありませんが^^;)
ランナーの方々に抜かれながら、のんびり歩きます。
りゅうとぴあの空中庭園を経由して白山神社へ。
お客さん、たくさんいらっしゃいます。
ふとみると、花を咲かせている木が。
なんと、桜!!! でした。
3月下旬の新潟で桜を見られるとは。
新潟島1周していたら気づかなかった。足の違和感を理由にウォーキングに切り替えたからこその出会いです。
まさに怪我の功名ってやつでしょうか。
なんだか得した気分で家路につきました。
家でストレッチしてシャワー浴びて、お昼ごはんをいただく頃には違和感もとれていました。
大事に至らなさそうで良かったです。
午後からは万代で買い物でした。
余力を残したので日曜日また走れると嬉しいのですが、この日は大事なレディース開幕戦が控えていたりするので、まあ無理せずにってことで。
いまのところ、市陸に参戦予定です!!
しかし川村選手・・・・。
(新潟日報, 3月25日)