(アルビ0-1サンフレッチェ)新風の予感、声援のチカラ
12日水曜日。
仕事を終えてビッグスワンへ。
前半は既に終了しており、後半も始まっていました。
駐車場からゴール裏席に向う途中で、「セイゴロー」も鳴り止んでしまいました。
カナールの桜。
きれいでしたねえ。
立派そうなカメラを抱えた写真家の方々が思い思いにファインダーを覗いていらっしゃいました。
そのそばで、iPodを構える私。
撮れた写真、ビッグスワンのイルミネーションに映える夜桜を全く再現できていませんね。
つうか、本当に桜だったのかどうかも怪しい・・・。せめてコンデジ持ってくればよかった。
でもまあ、きれいな風景を脳裏に焼き付けました。
先日の五分咲きの桜がこんなきれいな夜桜に成長しているとは。何だか日々成長する自分の子供たちと桜とが重なって、勝手にほんわかした気分になることができましたとさ。
(おわり)
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・・・て訳にはいきませんね。試合ですね。
後半からの観戦にて、失点の状況はわかりません。
印象に残ったのは、左サイドが元気だなということ。
端山選手と、なにより堀米選手。
本職のサイドバックとはかくあるべきといわんばかりに、攻守ともに躍動していました。
サイドからの切り込み。そのまま持ち込んでもいいし、クロスを上げてもいい。
最近のアルビにはなかった(それもどうかと思いますが)攻撃パターンになってくれるといいなと。
守備面でもよく走っていました。なんなら右サイドのボールをも奪取しちゃうくらいの運動量。
ぜひともリーグ戦でも魅せてもらいたい、そんな期待を抱くようなプレーでした。
「ホリゴメ!」の掛け声が「ゴメス!」にかわる日も近いのではないでしょうか。
(「ヤマモト!」が「コースケ!」にかわったように)
端山選手も、ドリブルでの切込みやミドルシュートなど、見せ場を幾つか作ってくれました。
やはりこの選手は左にいるほうが元気ですね。
他、ロメロ選手のボランチも面白かった。ボールをいなしたり相手速攻を封じたりと随所で効いていました。
今回のターンオーバーを経て、リーグ戦でも新たなメンバー構成が見られるといいですね。
新しい選手がチームに上昇のための新風をおこしてくれることを期待します。
スタンドに目を移すと、いつもよりもオレンジの人が少ないのが特徴でしょうか。スーツや学生服が目立ってました。
水曜日ですからね。
多くの方が、仕事帰り・学校帰りに駆けつけてるんですよね。
平日開催のこの雰囲気、案外好きだったりします。
だからというべきか、応援には一体感がありました。
試合中はヤジがほとんどなくて、前を向いて声を出していました。
やはり、声援って大事。
6000人の観衆から自分の名前を連呼してもらって、燃えない選手はいないはずです。
サポーターが下を向いていては、選手も心細くなってしまいます。
(高田桂, "サポルト! 木更津女子サポ応援記" 2巻, アース・スターコミックス)
辛いときこそスタジアムに駆けつけ、辛いときこそ声を出す。
新潟シティマラソンや新潟ハーフマラソンを通して、声援の後押しのありがたさを身をもって教えていただいた立場としては、それを選手たちに還元したいという思いだけです。
「勝つことだけを望むなら、レアルとかを応援すればいい。僕はアルビとアルビの選手が好きだから声を出す」
「味方へのヤジからは何も生まれない」
これらは、言葉がすっかり男前になった我が息子(小学生)の言葉です。
普段ナヨナヨしてるくせにね。
思いがけずビッグスワンが人生勉強の場になっているようです。
私「さすがは息子ちゃんだねえ。そうだ、せっかくだからスカパー! 入って、テレビ越しにルヴァンもサポートしないかい!?」
息子「お金かかるし我慢する」
妻「(笑)さすがは息子ちゃん、かっこいいねえ」
娘「お父さん、そんなこと言って、ホントはお父さんが見たいだけなんでしょ」
・・・声援や味方がいないってのは、ほんとに心細いことですよ。