新潟の街でランニング (あと、アルビのことも)

へっぽこながらもランニング続いています。2年目にしてフル出場も果たしました。
あと、週末はアルビです。飛んで跳ねて声枯らしています。

(ニイガタ・フットボール映画祭に行ってみた その2)ブルーバスターを観に行ったら、人生を考えさせられた

ニイガタ・フットボール映画祭2017その2。



二本目の映画は『U-31』(2016)。
私の目当てはこの映画でした。


原作は、吉原基貴さんと"GIANT KILLING"の綱本将也さんによる漫画です。



主人公は馬場良馬さんです。
ゴーバスターズです。ブルーバスターです。ゴリサキ・バナナです。熱暴走です。
わからない方には全くわからないお話です。すみません。


息子がスーパー戦隊どストライクの時期に放映されていたものですから、父親としてもデンジマンやサンバルカンくらいに思い入れのある作品です。



ジャイキリとゴーバスターズとのコラボ(ちょっと意味が違う)、それも舞台はJリーグっぽいサッカーリーグ。俄然興味は湧いてきます。


昨年の公開中に観たかったんですけど、なんとなく行きそびれてしまっていました。
それが今回、フットボール映画祭で上映されるとは。主催者の方々、本当に有難うございます!!



馬場良馬さんが演じるのは、「マイアミの奇跡」ブラジル戦にも出場した元オリンピック日本代表選手。
ベルディっぽいクラブを戦力外通告され、古巣であるジェフユナイテッドっぽいクラブに戻ることになる。
この移籍の条件として、主人公は背番号10をつけることを希望する──



興味本位でしたが、面白かったです。


会場でも話題になりましたが、サッカー映画というよりも中年前後の世代に送る青春映画みたいな感じ。
仕事に対する夢とか希望とかをいま一度奮い立たさせてもらえるような、でも一方で、いつしか訪れる引き際みたいなものをどう捉えるべきか考えさせられるような、そんな映画でした。



会場には、この映画の監督をされた谷健二さんがゲストでおいでになっていて、色んな話(ここでは書けないような裏話も^^)をしてくださいました。


その中で監督は、「映画の中では原作の1/4も消化できていないが、30-40代の方々にもう一度元気を提供できるような映画を目指した」とおっしゃっていて、40歳代の私としてはまさにそのとおりと思いました。



監督もおっしゃる通り、原作からみれば物足りなさはもちろんありますが、映画としては面白い作品でした。主人公にも脇を固める人々にも共感するところがあり、随所随所で感動もしました。



脇を固めるのは、勝村政信さん、大杉漣さん、そして平畠啓史さん。サッカーファンにはおなじみのメンバーです。監督さん、意図的にキャスティングなさったのだそうです(笑)



まずはJリーグファンとして。
ジェフっぽいクラブは、ジェム(JEM)ユナイテッドというのですが、練習着やクラブハウスの旗には"JEF UNITED"となっていて、もうわかってることだしそこはあえて突っ込まなくてもいいかなんて雰囲気になっちゃいました^^;



ゴーバスターズファンとしては、馬場良馬さんのクルマやスマホカバーが青いのがツボでした。
ブルーバスターにかけている?


別の方も同じことを思われたようで、質問コーナーで監督にお聞きになっていました。
監督曰く「彼が日本代表にまだこだわりを持っているという意味なんです」って。
ブルーバスター関係なし、でした。失礼しました(残念)



ジャイキリファンとしては、日本代表および東京ヴィクトリーのエース・成田選手の晩年が描かれている点も興味深いところでした。


(ジャイキリの成田選手)(ツジトモ・綱本将也, "GIANT KILLING" 15巻, モーニングKCより)


違う漫画を通して一人の選手の全盛期と晩年期をみることができるというのは、興味深い。

(U-31の成田選手)(吉原基貴・綱本将也, "U-31" 1巻, モーニングKCより)




そして、谷村美月さん扮するスポーツライターのセリフがズシンと響きました。


「サポーターや私たちは、全盛期で活躍する選手のことは応援するし持ち上げる。でも、ピークを過ぎてしまった選手のことは忘れてしまう。それではだめなんです」


実在の選手たちに対してもそうですし、この成田選手に対してもそう。
それぞれがそれぞれの時期を一生懸命生きているし、その都度ベストを尽くそうと頑張ってるんですよね。どの選手たちも。そして私たちも。




サッカー映画のようでサッカー映画なんだけど、それだけではない。
オッサンの為の青春映画。


楽しい映画でした。



3月29日にはDVDがリリースされるそうです。



このあとシンポジウムもあるようなのですが、私はここで席を離れました。




シネ・ウインド。小さいけど趣のあるいい映画館でした。
以前から存在は知っていましたが、これまでは立ち入る機会がなかったんです。


サッカーを通して思いがけないめぐり合わせでした。
映画祭、来年も参加しようと心に決めたしだいです!


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