新潟の街でランニング (あと、アルビのことも)

へっぽこながらもランニング続いています。2年目にしてフル出場も果たしました。
あと、週末はアルビです。飛んで跳ねて声枯らしています。

(第4回サッカー楽会に行ってきた・最終回)ホームタウンに住む幸せ

今回の楽会では、5つの地域と企業の活動報告をお聞きしました。



全体として共通しているなと思うのは、皆さんそれぞれ自分の地域を元気にしたいという思いからスタートしているということです。
しかも、その思いを発しているのが、いち市民・いちサポーターであるということです。



地域を元気にするために、まず地域の強みを思い起こす。


その強みを高めるために、おらが町のクラブを媒介して声を上げる。


その声を聞いたほかのサポーターらが手を上げ、人と人とのつながりが生まれ、やがて大きな動きになっていく。




なんだかまるでピーター・ドラッカーのことばを聞いてるみたいですね。


「自分の強みがなにかを知るべきである」
「人は得意な方法で仕事の成果をあげる」
「成果の上がる組織では、働く者の価値観が組織の価値観に一致している」


               ── from "Peter F. Drucker: Lasting Words", 2010




こうして起こった人と人とのつながりがもたらす動きにより、地域が僅かでも盛り上がり、同時にクラブも元気になる。
もちろん、そこにいる人々のつながりはますます深くなり、たくさんの笑顔が生まれる。


まさに、今回の楽会テーマである「ホームクラブを盛り上げる」「ホームタウンを元気にする」「人々がつながり、笑顔いっぱいになる」です。



一方で、Jリーグはホームタウンを「クラブと地域社会が一体となって実現する、スポーツが生活に溶け込み、人々が心身の健康と生活の楽しみを享受することができる町」と定義しています。


ホームタウン活動とは:About Jリーグ:Jリーグ.jp



この定義も、今回のテーマにぴったりです。




クラブや官公庁からの動きを待つだけでなく、そこに住むひとりひとりの小さな思いが形になり、大きな動きになり、多くの人が幸せになれる。
そんな可能性を秘めているのがJリーグのホームタウン活動なのかなと思います。




試合の勝敗に一喜一憂するのも、クラブが地元にあるからこそ。


でもそれだけではない、スタジアムや勝敗の枠を超えた多くの可能性がホームクラブには秘められている。
スタジアムの外で行われるイベントや企画に参加したり声を上げたりすることで、その可能性に一層触れることができるんじゃないのかなと思います。




ホームタウンに住む幸せ、ホームクラブがある幸せ、そしてさらなる幸せを人と人とのつながりの中で新たに築き上げる幸せ。


いろんな幸せを改めて噛みしめる、そんな楽会でした。





・・・勝敗だけじゃないぞ、年間15位がなんだーーー!! (悲痛)
(さんざんひっぱっておいて、とどのつまりはここに辿り着く)



(高田桂, "サポルト! 木更津女子サポ応援記" 2巻, アース・スターコミックス)






追伸───


でもやっぱり、勝利でこそより多くの笑顔がもたらされるってのもまた事実ですよね。
かっこよく書いてみたって、やっぱりそりゃそうですよね。ごめんなさい^^;



クラブの笑顔のため、街の笑顔のため、サポーターの笑顔のため、今シーズンも声枯らしますぜ!!!(やっぱりここが基本)

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