新潟の街でランニング (あと、アルビのことも)

へっぽこながらもランニング続いています。2年目にしてフル出場も果たしました。
あと、週末はアルビです。飛んで跳ねて声枯らしています。

日本初の都市公園(のひとつ)・白山公園をランニング

10日(土曜日)は雪が降るという予報だったのですが、朝起きると鳥の鳴き声。
カーテンをちょっと開けると暗いながらも晴れてることがわかります。


これはラッキー。日中まで待ってるとほんとに雪になっちゃうかもしれない。
晴れてるうちに朝ラン敢行です。
週末の朝ラン、このまま恒例になるといいですね(人ごと)



とは言え、いつものやすらぎ堤や海岸道路のような水辺は流石に寒い。町中を走ることにします。
今日は白山公園方面に脚を伸ばしてみました。



白山公園は、新潟総鎮守・白山神社の隣に造られた日本で最初の都市公園です。
正確に言うと、明治6年に、全国25箇所に都市公園が造られた、そのなかのひとつです。東京の上野公園や大阪の住吉公園などもこのときに造られました。



蓮池。

この季節、ただの「池」ですが、夏になるとその名の通り蓮が咲き乱れます。
神社の隣に蓮が咲く池があるというのがなんだかユニークです。
真ん中に立つのはラジオ塔。一時壊れて音が出なかったのですが、最近復活しました。



タマ公の像。

新潟の忠犬といえば、ハチ公ならぬタマ公です。
ハチ公は、東京・渋谷駅で亡き主人を10年間待ち続けたことで有名な、大正時代の犬。
一方のタマ公は、中蒲原郡(今の五泉市)で雪崩に巻き込まれた主人を2度に渡り助け出した猟犬でした。昭和9年と昭和11年のことでした。



築山の階段。

段ごとに石の組み方が違うんです。一見適当なようですが、計算されたようにも見える。不思議なデザインです。丸い石は石臼でしょうか?


この築山、明治11年に明治天皇が新潟県を巡幸されるにあたり、信濃川や遠く越後山脈や弥彦山などをご覧いただくために築かれました。由緒ある丘です。



ひょうたん池。

上記の築山を造る際に用いるための土を掘った、その跡を整備して造られた池と言われています。この池には噴水があります。



白山神社。

新潟総鎮守。大晦日・元旦は大変混み合います。
縁結び、家内安全の神社と言われています。
白山大神は、かのイザナキ・イザナミのご夫婦が喧嘩をなさったときにその仲裁に当たったとされる女神様だそうで、そういったことがいわれの由来なんでしょうか。



白山くくり石。

今年(平成28年)の9月にお披露目となったばかりの御神石です。
平成29年が霊峰・白山の開山1300周年にあたること記念して、白山神社の総本宮・白山比咩神社(石川県)から送られました。


せっかくなので私も触れてきました。いいことありますように。家族がずっと健康でありますように。今の幸せが続きますように。いつまでも走り続けられますように。あと、来年のアルビが(以下略)(お祈り詰め込みすぎ)



白山神社の鳥居と、その前を走る大通り(一番堀通り)。

「堀」の名が示すとおり、鳥居の前を走るこの通りはかつてお堀でした。
白山神社と白山公園のあたりは、かつてお堀と信濃川に囲まれた島になっていました。
「白山島」と呼ばれていたそうです。


白山神社の境内には蔵があって、この蔵に米を運ぶために船が行き交っていました。
実は白山公園は、この蔵を撤去した跡地に造成されました。


一番堀や信濃川からの水の流れは、西堀・東堀などにつながっていきました。
公園内に昔の一番堀と鳥居の写真が掲示されています。

今の風景と比較するとなかなか面白いです。



ということで、白山公園のお話でした。
地元の名所なんて、当たり前すぎてよくわかんなかったりしますが、調べてみると面白いものです。


ランニングは地元の再発見にもつながります! というアピール(のつもり)でした。

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