(マリノス1-0アルビ) アルビらしく
前線からのプレス、カットからの速攻。
(ツジトモ・綱本将也, "GIANT KILLING"16巻, モーニングKCより) (相手選手にうるさがられるようなプレスをお願いします!!)
まるで全盛期のヤンツー時代。おまけに吉田達磨さんのお陰で足元がしっかりしたせいか、キープ力も上がっていて、面白いようにボールを支配する。
前線から攻めるように守り、そこからの速攻。
中盤からも積極的にゴールを狙う。
いやあ、わくわくしたなあ。
達也選手も武蔵選手も攻守ともに走り回っていました。とくに、達也選手からのクロスに武蔵選手が飛び込んだシーン。あれ、決まってればゴラッソもゴラッソでしたね!
私達が思うアルビって、ああいうのですよね。献身的に走り、積極的にボールに向かっていく。見たかったアルビが戻ってきました。
息子も久しぶりにソファから立ち上がってテレビに見入ってました。しかもぴょんぴょんジャンプするの。
「見えないよー!」
って言うと座るんだけど、すぐまた立ち上がる。
楽しそうでなによりです。
・・・でも。
肝心のシュートが入らない。単発の、しかも枠を捉えないシュート。最初は脅威を与えられるでしょうけど、こういつまでも入らなければ相手も安心しちゃいますよね。
あと一歩、ゴール前にボールを運べれば。こぼれ球に走る選手、潰れ役を追い越す選手がいれば。例えば、敵陣深くで奮闘するレオ選手にサポートがいない。それでも頑張ってクロス流してくれたのに走り込んでいる選手がいない・・・。
「決定力」ってのがどういうものかわからないけど、シュートの精度が何故か低いのもアルビらしいっちゃあアルビらしい。ここは戻ってきたというか、一貫してそのまんまToT
結局決めるべき時間帯を逃すとこうなるってやつですね。
ロスタイムの、しかもミスで献上したセットプレーからの失点。
これもアルビらしさ・・・って、まったくもって嬉しくない・・・。
今シーズン、終焉です。
今日勝って、初のベスト8をビッグスワンで、って信じていたんですけど、残念でした。
色々もがいた、苦い苦い1年間でした。兎にも角にも、皆様お疲れ様でした。
さあ、明日から早速2017シーズンです。
苦い思いを糧にして、ぜひとも飛躍のシーズンになってほしい。そうでないと、勝ち点30でようやく生き残った意味がありません。
「流石に次はないよ(ニッコリ)」って、サッカーの神様もおっしゃってるんじゃないでしょうかね。
強いアルビ、戦うアルビに心の底から期待しています。