新潟シティマラソン2016 ビギナーのデビューのレビュー!! その1
現在、新潟シティマラソンのウエブサイトから個人記録が検索できるようになっています
自分名前を検索すると、記録が燦然と映し出される。画面もなんだかかっこよくて、まるで自分が凄い選手になったような気分になっちゃいます。
この画面が、すべての参加ランナーのために用意されているとは。新潟シティマラソンのキャッチフレーズ・"1万2千人の主役達!"とはよく言ったものです。
・・・とまあ、ベテランのランナーさんからしたら当たり前じゃんというようなことに対していたく感激しているビギナーへっぽこランナー・まるおです。
そんな私が新潟シティマラソンをレビューしてみます。なんたって個人記録に感激してるくらいですからね。ホントのホントなビギナー目線ですよね。
初参加である以上、他の大会のことやレースの常識なんかよく分からないので、「そんなのあたりまえじゃん」というようなところもあるかと思いますが、生暖かく見守っていただければ幸いです。
逆に、来年こそ新潟シティマラソンデビューしてみようかななんて思っておられる方にとって何かしらのお役に立てば幸いです(来年からコース変わるけど orz)
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10月9日日曜日。レース当日。
明け方早くになんとなく目が覚めてしまいました。遠足の前ですもんね。
窓の外からは雨の音が鳴っています。ちらりとカーテン越しに眺めると、土砂降り。昨晩からずーっと降ってる。
こりゃあ言われるとおりに雨の中走っておけばよかったなって今更ながらに後悔が頭をよぎります。やはり先輩の方々の仰ることは正しい。
6時起床。ウエブサイトを開くと、「予定通り開催します」って。・・・ですよねえ。
妻も起きてきました。
妻「すごい雨だねえ。こんな雨の中走らなきゃならないなんて、ずるいよね」
・・・ずるいの意味がよくわかりませんが、皆さん条件は一緒です。
天気予報によれば9時ころから晴れるかもねということなのですが、とても信じられません。
ひとまず荷物を再確認して昨日受付に際していただいたランドリーバッグに詰め込みます。
カーボローディングとかよくわからないし、朝食はいつもどおりシリアルのヨーグルトかけ。
さあ出発と思ったら、妻がクルマ出すよって言ってくれました。ありがたくお言葉に甘えることにします。助手席に乗り込んで、妻の運転でスタート会場の新潟市陸上競技場へ向かいます。
7時過ぎに会場着。隣接する有料駐車場はすでに大行列。送ってもらって本当に助かりました。
まずは手荷物預かり所のある新潟市体育館(陸上競技場に隣接)へ。
・・・ひとつしかない入口前は扇状に人だかり。
すごい混雑ではあったのですが、流れはそれなりにスムーズで、案外すぐに館内に入ることができました。
入口は狭いけど会場は広い。まあ、市の体育館ですからね。
グループで来られている方々は床にシートを張って休憩所にされています。スタンド席にも人がいっぱい。
ぎゅうぎゅうな印象がありますが通路は確保されているので、荷物預かりコーナーまでは問題なくたどり着くことができました。
荷物預かりのそばには長机が置いてあって、そこで簡単に手荷物の整理ができます。
女性の更衣室は別の部屋にあるようでした。
荷物預かり用の袋は、あらかじめ前日の受付の際に500円で購入済みです。
長袖のジャージ上下、替えの靴下、タオル(アルビのタオマフと参加賞のバスタオル)なんかを袋に詰め込みます。
「がんばってください!」というスタッフの方の声に励まして頂き、体育館をあとに・・・できない。
出口もひとつ。同じく混んでいました^^; 入ってくる方と出て行く方とが交差して、小心者の私はうまく人の流れに乗れないToT
それでもどうにか体育館をあとにして、いよいよ陸上競技場へ。
入り口をくぐると、バーンと競技場が広がります。ランナーの方々が思い思いにウォーミングアップをしています。
体育館の閉塞感から競技場の開放感へ。これはワクワクしますね。いよいよだなーって感じ。
おまけにここは、アルビレックス新潟レディースのホームスタジアム。いつも観客席から眺めているピッチを踏みしめる。
いつもなら「アルビレックス」の文字が掲げられている電光掲示板を見上げれば、そこには「新潟シティマラソン」の文字。
ここまででもう感激しまくりです。走ってもないのにお腹いっぱい。
ウォーミングアップのやり方なんてよくわからないし、ふくらはぎの違和感が心配だったので、まずはゆっくりコースを歩いてみることにしました。
なんかそれだけでワクワクしてきました。ワクワクを楽しんでいました。変な緊張はありませんでした。
そうこうしているうちにいよいよ開始式。
我関せずでジョグを続ける方、開始式のある聖火台近くに集まる方。ミーハーな私はもちろん後者。
Negiccoです。尾崎好美さんです。
そしてそして、Qちゃんです(二度のオリンピックを含む6連続金メダリストに対してQちゃんと呼んでしまうのはいかがなものか)
7:35 開始式。
Negicco「こんにちはねぎねぎー」「こんにちはもちもちー」「餅だけに、みなさんをゴールでおもち(お待ち)してまーす」
・・・ここで、新潟ローカル情報。
今回のシティマラソン、メインスポンサーがお餅で有名なサトウ食品さまです。さらにNegiccoはサトウ食品様のCMキャラクターです。
というわけなので「もちもちー」なのです。
ちなみに「ねぎねぎー」はNegiccoのキャッチフレーズみたいなものです。新潟の名産ねぎ「やわ肌ねぎ」のPRのために結成されたのがNegiccoなのです。新潟はお米だけでなくいろんな農産物がおいしいんです!!
まあ、なんだかんだ偉そうに書いてみましたが、実は私、Negiccoを生で見たの今回が初めてでした。
Negicco、かわええ。
引き続きQちゃん。やっぱりQちゃんはQちゃんでお願いします。不敬、すみません。
Qちゃん「心配だった雨がやみました。みなさんのおかげです!」「雨の日は呼吸もしやすいし記録も出しやすいんです!」「最後の一人のランナーがゴールするまで、私は待ってます!」
手振りを加えながら大きな声でわかりやすいスピーチ。
すげえぞ、Qちゃん。元気いっぱいです。ほんと、こっちも元気になる。
開始式も終えて再びウォーミングアップ。ちょっと走ってみることにしました。
おや、違和感がない。数日走るのを休んだのが奏功したようです。気分良くトラックをまわることができます。体も案外重くないし、これは調子がいいのかもしんない。
・・・するといました。職場の後輩。ファミコンの後輩。この人だかりの中でよく出会えたなあ。やつの存在感、半端ない。
この期に及んで「いやあ、トレーニング不足だわー」「さむいとやるきでないわー」とテスト前の休憩時間状態。
地獄のミサワですかあなたは。
(実物の後輩はとてもいいやつです)
8:00am
フルマラソンの方々のスタートです。
皆さん凛々しい。なんだかオーラが違う。
アルビサポ、FC東京さん、阪神タイガースさんなどに声をかけます。
手を振り返してしていただいてなんだか嬉しくなっちゃいました。
フルの方々を見送っているうちに、10kmとハーフの整列開始です。我先に行列を作る方々、のんびり談笑している方々、ウォームアップを続ける方。いろいろです。
私はどのみち最後方のDブロック。Bブロックスタートの後輩と別れて、焦らずのんびりブロックに向かいます。
・・・なかなかつかない。すっげえ後ろ。一番先頭のブロックからトラック半周くらい後ろ。
なにこの参加者数。サンセットビーチランのときとはぜんぜん違う。
ブロックのやや後方に並び、スタートを待ちます。
気温は18℃。半袖ユニに短パン。おまけに小雨。体が冷える。鳥肌が立ちます。
せめて長袖のコンプレッション着るなり履くなりしてくればよかったと後悔。
その場でスクワットしたりストレッチしたりしながら寒さに耐えます。ここで風邪なんか引いたらシャレならん・・・。
8:20am
スタート地点への移動開始。トラックをじわじわと前進です。
スタートラインは、トラックの外にあります。トラックを出てさらに100mほど進んだところに位置しています。
ところが私達が並んでいるDブロックの後方は、トラックさえ出られないままに行進がストップしてしまいました。当然ながらスタート地点なんて見えやしない・・・。
ビギナーとしては、いきなり大きな逆ハンデを負わされた気分になってしまいました。
でも同時に、気持ちが逆にすごく楽になっちゃいました。もうどうにでもなーれと。
おまけにここはDブロック。それも後方グループ。周りの方々もなんとなく和やかな雰囲気。闘争心とか全くなし。
達観とまわりの雰囲気とのおかげで、がちがちになるということは全くありませんでした。むしろリラックスした良い精神状態だったような気がします。
ふとスタンドを見上げると、Negiccoの方々がいらっしゃいました。手を降ってるの。こっちもついつい手を振りかえします。
Negicco、かわええ(2度目)
なおさら緊張感が溶けていきます。
なお、新潟県民でNegiccoと小林幸子さんを悪く言う人はいません(推測)
【東アジア文化都市2015新潟市】にいがた★JIMAN!/Negicco feat.小林幸子【公式PV】
おっさんがNegiccoににたにた手を降ってると、遠く前方から拍手がわきました。
どうやらスタートに向けてQちゃんの激励があった模様。もちろん全く見えないし聞こえない。
次の瞬間、行列が動き出します。どうやらスタートの号砲が鳴ったらしい。やっぱり聞こえないけど。
よくわからないうちに、心の準備もままならないうちに、いよいよ私のマラソン大会デビュー戦がスタートした(らしい)のでした。
(だらだら書いてようやくスタート)(大丈夫かこれ? (´・_・`) )