(ジュビロ1-2アルビ) 片渕監督の男気とジュビロ様の心意気。そして帰ってきた躍動感!
磐田スタジアムでは、片渕監督がスタンドに入ってサポーターに挨拶されたそうですね。
男気あふれる新監督です。
これは実は簡単なことではなくて、クラブがジュビロ様にお伺いを立て、ご許可をいただき、実現したことなのだそうです。ジュビロ様の心意気に感謝です。
試合は、今シーズン1・2を争う楽しさでした。
選手たちの前へ進む躍動感。
これまで押さえつけられていたものを吹き飛ばすかのようでした。選手たちもきっと楽しかったんじゃないでしょうか。
「前へ行く力は持っているが、その表現の仕方が明確ではなかった」(片渕監督)
指宿をターゲットにしたシンプルな攻撃。勝や小林もすばらしいパスを供給していました。とくに小林はよく動いていたなあ。今までのうっぷんを晴らす? かのように縦横無尽に動き回っていました。
やればできる、やりたかったんだ、そう訴えてくるような攻撃でした。
ジュビロもカウンターを仕掛けてきます。
くるくる攻守が入れ替わる。試合としても面白かった。
一方で、守りはうーん。
セットプレーはゾーン。やはり危なっかしいですね。失点もしましたしね。セットプレーの約束事はそう簡単には変えられないんでしょうかね。
途中出場の武蔵が起点となり(まさかの好クロス!)、同じく途中出場の山崎がヘッドで決める。
交代した選手が結果を出す。采配もはまっていました。
これまでの横パス、バックパスのチームが、わずか数日でここまで前へ前へと押し寄せるチームに変わるとは。
相手との相性もあるとは思いますが、片渕監督の手腕、チームの生まれ変わりを期待させられる試合でした。
そうは言っても一方で、のこり3試合はすべて強豪ぞろい。
次節ホーム、ぜひ大金星をものにしたいですね。
Nスタンドと選手・コーチ・監督でバンザイを!!!