新潟の街でランニング (あと、アルビのことも)

へっぽこながらもランニング続いています。2年目にしてフル出場も果たしました。
あと、週末はアルビです。飛んで跳ねて声枯らしています。

馬であれ鹿であれ、風邪を引くのも大変です

帰宅してTシャツ着てさあ走りましょうと外に出たら、


・・・寒い。
いつの間にかすっかり秋ですね。



まあ、走り出せば身体もあったまるかなとランニング敢行です。


「何だあいつ、こんな寒い中半袖短パンって」
みたいな目で見られてるんじゃないかと、なんかこうどきどきします。


なんていうんでしょうか、露出好きの方の心理?(断じて違うはずだし、周りの方は別に私のことを見ちゃいない)



小学校時代、年間通じて短パンで過ごしていた男子が必ずどの学年にもいたものですが、当方小学生ではないし、なんなら人生折り返しつつあるところです。温度管理には気をつけないといけません。



まあ、結局周囲の目に対して自意識過剰になってたのは最初だけで、次第に走ることに集中できるようになりました。



一方で、久しぶりに右脛あたりに違和感を感じたので無理せず5kmくらいで終了。


軽く汗ばむ程度で気持ちよく帰宅しました。
すぐにシャワー浴びてマッサージして。違和感も薄らぎました。
身体もあったまったし、風邪予防対策バッチリです。



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低-中等度の運動を行うことは、免疫力の向上にいい効果をもたらします。一方であまり負荷をかけすぎるとかえって免疫力が低下することも知られています。


(Nieman D C, Upper respiratory tract infections and exercise, Thorax, 1995; 50(12):1229-1231)



運動の多寡により免疫力がJカーブになるのが面白いですね。まあ、なんとなく感覚としてわかる気もしますが。



上記のJカーブの裏付けとして、42.195kmを4時間17±23分 (!)で走ったとき、その直後には口の中の免疫細胞数の低下がみられ、それが翌日以降によりぐっと改善していくなんていう報告もあり、やはりマラソンなどの負荷のかかる運動を行った直後は免疫力が落ちているようです。

(秋本他. 体力科学 1998)



一方で、適度な負荷の運動ではこのような免疫細胞の低下はみられず、安定して存在しているそうです。



実際の話として、ロサンゼルスマラソンやストックホルムマラソンなどのレース後に風邪症状を発症した方が増えましたという報告が、これまでにいくつもなされています。




ということで結論。


・日頃はあまり無茶をしないというのは、ケガ予防という意味でも風邪予防という意味でも大切なことのようです。

・マラソン前はもちろん、マラソン後も体調管理に心がけましょう。これからの季節、レース後の汗や雨なんかには要注意ですね。



結論だけ見ればなんとも月並みな話ではありますが、ちゃんと裏付けがあると思うと面白いですね。




ちなみに私のへっぽこなランニング程度であれば、「適度の運動」に分類されるのかなと思っています。


まだまだ42.195kmなんて先の話です。風邪を引くのも大変です。(ナントカは風邪を引かないという意味では断じてない)





参考;
Jemmott, et al. Lancet 1983; Neman, et al. J Sports Med Phys Fotness 1990; Ekblom, et al. Scans J Med Sci Sports 2006; 寺田, 人間科学研究 2007; Martin, et al. J Cancer Surviv 2016

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