新潟の街でランニング (あと、アルビのことも)

へっぽこながらもランニング続いています。2年目にしてフル出場も果たしました。
あと、週末はアルビです。飛んで跳ねて声枯らしています。

リオ女子マラソン!! (それを観ていた我が妻もほんのちょっと運動になったかもしれない件)

リオ女子マラソン、お疲れ様でした。


選手たちは頑張りました。しょせんへっぽこランナーの感想ですが、ここは異論を認めません。(ニッコリ)



しかしマラソンって面白いんですね。


これまでは順位さえわかればいいんじゃないのって思ってました(失礼)。


でもそれってサッカーで言えば、ニュースでゴールシーンだけが取り上げられる感じなんですよね。


その前に逆サイドのフリーランが有効だったのにとか、相手を引きつけてのスルーがびしって入ったのにとか、前線からの猛烈なプレスがカウンターにつながったのにとか。


そういう楽しみをこれまで知りませんでした。


それが、今回はすっかり釘付けになってしまいました。
もちろんサッカーほどの考察はできませんが(サッカーもまあ、推して知るべしですが・・・)、それでも楽しかったなあ。


お、ペースが上がったぞとかその程度ではありますが、素人なりにワクワクしながら観戦していました。


でも一番思ったのは、選手の皆さん本当にフォームがきれいだなということ。いや、当たり前なんですけど。でもほんとにそう思いました。
無駄がないのにパワフル。見事な体幹バランス。皆さんカッコ良かったなあ。


子供たちが眠そうになっていたので今回も途中でテレビを消してしまいましたが、途中まで食い入るようにテレビ画面を観ていました。



妻も興味が沸いたようで、となりで座って観てました。


「へえ、10kmのラップが33分かあ。まるおはどれくらいで走るの?」
「・・・50分くらいかな・・・」(サバ読み)(しかも10kmランの場合)
「へえ、まるおもすごいんだねえ」


・・・やめて下さい奥様。旦那の残りライフはゼロです。


無邪気なクリティカルヒットってのが一番痛烈だったりします。
・・・え、無邪気じゃない?? 意図的???




・・・さて。




そんな妻に教えてあげました。
「人が走ってるシーンをTVモニター越しに観るだけで、さも運動したかのような生体反応が起こるらしいよ」


静かな部屋にTVモニターを設置します。
モニター越しに22分間、走る人を映し出します。
それを9名の被験者に観てもらい、その神経活動などを観測します。


すると、わずかながら交感神経系が活発化し、呼吸状態や心拍数や発汗や末梢血流なんかがまるで運動をした後のように活性化したというのです。
ちなみのこの反応は、静かな風景映像を見ても起こらない反応だったそうです。



「え、それって私でも? 私でも運動したってことになるの」
目を輝かせる妻。


「う、うん・・・」
目をそらす私。


あくまでも対象が9名の小規模研究だということ、実際の運動に匹敵するほどの反応だったというわけではないということから、そりゃあ実際に体動かしたほうが健康的だよと筆者はおっしゃっていますのであしからず。


依然きらきら目を輝かせる妻には伝えることができませんでしたが・・・




なにはともあれ、優勝したジェミマ・スムゴング選手、おめでとうございます。
そして日本人選手3名はもちろん、各国の国旗を背負って出場されたすべての選手の方々、本当にお疲れ様でした。


(引用:Brown, et al. Front Neurosci, 2013)

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