(新潟ハーフマラソン2017! その2) 声援に背中を押していただきながら、楽しく走る!
(あまりに走ることが楽しかったので、写真はありません^^;)
今回の新潟ハーフマラソンでは、あらかじめビッグスワンでウォームアップをしておいたことがよかったのか、安定したフォーム(あくまでも自分なりにではありますが)でスタートすることができました。
うまいことお尻を使って、しかも上半身には余力を残して、ほっといても脚が動いていく感覚。楽にペースが上がります。
かと言って、ムキになってる感じでもなく、心地よいスピード感。
これは何だか楽しいぞと感じました。
21kmの長丁場をレースで走るのは初体験だし、どうせペース配分考えてもよくわかんない。
そして今、このペースが楽しい。
それならば、このまま行けるところまで行ってしまおうと心に決めました。
最後スタミナが切れてどうにもならなくなったら、LSDペースにでもなんでも切り替えてしまえばいいじゃない。
これまでに練習で30kmを走った経験から、形にこだわらなければ最低限完走できるはずだという妙な自信がありました。
練習しといてよかった。
行けるところまで行く。行けなくなったら、その場その場の体力でできることをやる。
そう決めた以上は、時計を見ることもやめてしまいました。
周りの方々のペースを楽しみつつ、脚の動くままに走ることにしました。
余計なことを考えないと決めたら、ますます楽しくなっちゃいました。
今回のレース、「田園都市・新潟の魅力を味わえる」コースとなっております(公式ウエブサイトより)
田園都市の魅力を味わえるというか、もうずーっと田園風景がつづくコースです。
田園風景ということは、フラットなコースだということ。
おまけに、道は片道1車線の計2車線を全面開放してくれているので、広い広い(ところどころ狭くはなっていますが)。
おまけにこの日はほぼ無風。気温7度。晴れ。もう、絶好の天候コンディション。
こうなると、もう抑えは効きません。
明らかにいつもの自分からしたらオーバーペースです。
脚の向くままに走っていくと、当然ペースの早い集団にもぐりこんでいくことになります。
自然と自分もそのペースにあわせます。
集団で走るので、不思議と疲労を感じない。
そんな感じに、ますますペースは上がっていく。
疲れそうになるとちょうど給水所があって、スポーツドリンクをいただきます。
各給水所の手前に設置されていた、「給水まで100m」という看板には本当に元気をもらいました。「あと100m頑張れば水が飲める!」って。まさに馬の鼻先の人参効果です^^
もうひとつ、元気をもらった存在が。
沿道には途切れることなく応援の方々がいらっしゃって、素朴な声援を投げかけてくださっていたのです。
この継ぎ目のない声援が、本当に背中を押してくれました。
地元少年野球クラブ(と思われる)の小学生たち10人ぐらいとわーって連続ハイタッチをして、老人ホームお住いの方々に会釈をして、旗を振ってる小さい女の子に手を振り返して、アルビの旗振ってる人と握手して。
ただでさえオーバーペースで体力消耗しているくせに、さらに体力ロスなことをしちゃってるわけですが、そうやって応援の方と交流した後は再びぐっと脚が上がるようになるから不思議です。
ほんと、応援ってすごいなあと思いました。
特に個人的に嬉しかったのが、「アルビ頑張れー!」とか「ハッピターン!」とかいう声援。
間違いなく私に対して投げかけていただいてる声援ですからね。
ほぼ固有名詞ですからね。
具体的に自分に対して声援を投げかけていただくことがこんなにありがたいものだとは。
月並みですが、アルビの試合では一層声を張り上げようと思った次第です。
(すみません、さらに続きます)